2016年8月10日水曜日

日本銀行によるETF買い入れって・・・相場操縦でしょ

今月に入ってからの日銀による指数連動型上場投資信託(ETF)の買い入れ額。

2016-08-02(火) 347億円
2016-08-03(水) 347億円
2016-08-04(木) 707億円
2016-08-10(水) 707億円

8月4日から707億円もETFを買い捲っている日銀。7月29日の金融政策決定会合で年間のETF買い入れを3.3兆円から6兆円に増額した結果なのだろうが、まともではないよなあ。

ETFの買い入れを行う条件もこれまでは、TOPIXの前場終値が前日比で1%以上下落した場合と言われていたが、2日(火)、10日(水)はこの条件に関係なく買い入れられている。7月にもこの条件に一致していない日でも買われていた。

2016年8月10日時点でのETF買い入れ総額は、8兆9740億円。東京証券取引所の東証第一部の時価総額が500兆円前後。年間6兆円買い捲る中央銀行。

8月10日の東京証券取引所の第一部の売買代金は約2兆円。中央銀行が700億円の買い。

これ健全な株式市場じゃないよね?

そもそも日銀がETFを買うことがなぜ質的金融緩和なの?ETFを買う額を年間3.3兆円から6兆円に増やすと、どういう仕組みで2%の物価安定になるんだ?誰か教えて。

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