2017年11月23日木曜日

寒くなると上昇する体脂肪率?寒さ暑さで体脂肪率は変わる?人体実験の結果

ビックカメラの株主優待を使って手に入れたタニタの体組成計が信用ならないので、自分の体で人体実験してみたよ。

寒さとともに体脂肪率の表示が上昇してきている。

仮説は、

寒くなって体脂肪率が上昇するなんてことはない。

タニタの体組成計の表示がおかしい。

これを証明してやる。

ということで自分の体で人体実験。

風呂上り約10分後のまだ体が温まっている状態で測定。

体脂肪率:13.2%

室温16℃の部屋でTシャツ1枚で30分位寒さに耐え忍ぶ。

体脂肪率:14.4%

こたつを強にして首まで潜って温まる。

体脂肪率:13.6%

体が温まっているか冷えているかで体脂肪率が変化した。

念の為、再度、室温16℃の部屋でTシャツ1枚で寒さに耐え忍ぶ。

体脂肪率:15.1%

実験終了。

体を温めたり、冷やしたりするだけで、体組成計に表示される体脂肪率が2%も変化する。

人間の体の脂肪が数十分そこそこで、増えたり減ったりするとは考えられない。

つまりは、仮説の通りですね。

寒さで体脂肪率が上がるなんてことはない。のでしょう。

寒くなると体脂肪率が上がるのではなく、寒さで体が冷えるとポンコツタニタの体組成計で表示される体脂肪率の数値が上がる。

ということのようだ。

寒さで血流が悪くなることで手足の水分量が減り電気が通り難くなる。この結果、体組成計で表示される数値が上がる、という説もあるようだ。

血流なら暑さ寒さですぐ変化しそう。今回の人体実験の結果とも辻褄が合うのかな。

2017年11月18日土曜日

寒くなると体脂肪率は上昇するのか?

ビックカメラの株主優待を使って手に入れたタニタの体組成計で、体重や体脂肪率、筋肉量、基礎代謝等を測っているが、なんだか最近になって体脂肪率が上昇ぎみ。

夏場は11%12%だったのに15%を超えることもあるようになってきた。

これまでも日々の乱高下はあったが、このところ総じて体脂肪率上昇ぎみ。

調べてみると論文発見。

体脂肪率の季節変動とその性差および地域差

くらしき作陽大学・作陽短期大学

論文によると11月にかけて上昇するらしい。

が、この論文あてになるのか?正しいのか?

体脂肪率の測定がBIA法(bioelectrical impedance analysis)。測定に用いているのはタニタだよ。この論文の信憑性急降下ですよ。

BIA法(生体電気インピーダンス法)。生体に微弱な交流電気を流し、組織の電気抵抗(インピーダンス)を計測する。って方法。

BIA法の数値は想像値。体脂肪率が正しい値なのかが怪しいよ。

研究結果として発表すならCTやMRI使ってよ。

だって、電気抵抗って温度変化によって変化するよね。

暑い夏と寒い冬では電気抵抗が違うのだから、BIA法(生体電気インピーダンス法)で組織の電気抵抗(インピーダンス)を計測してたら測定値は違って当然。この測定値を元に、想像値を表示する体組成計の表示も違って当然。

つまりは、寒くなって体脂肪率が上昇しているのではなく、寒くなって人間の体の電気抵抗が変化して体組成計の表示も変化してる。ってことだと思うの。

くらしき作陽大学・作陽短期大学の論文は、気温の変化に影響をうけるタニタの体組成計の性能の悪さを調べたにすぎないということになるのではないかな。

タニタもオムロンもパナソニックもInBodyも、BIA法(生体電気インピーダンス法)を使っている限り、あてにならないのは間違いないと思う。

後日、人体実験して寒さ暑さと体脂肪率の変化を調べてみた