楽天証券のマーケットスピードを使うために、UbuntuをベースにしているBasix上にインストールしたVirtualBox上でWindows2000を使っている。
昨日までは動いたいたのだが、下記のメッセージが出て使えなくなったMarket Speed Ver15.2。
「お客様がご利用中のバージョンはサポート対象外です。最新バージョンをご利用下さい。」
Market Speed Ver15.2は昨日で終了らしい。
仕方がないので最新版のMarket Speed Ver15.7をダウンロードしてインストールすることにした。
が、インストールしようとすると下記のメッセージが出てインストールできない。
「1155: instmsi30.exe を検出できません。」
「instmsi30.exe」。これはWindowsインストーラか?そう言えば、Windows2000にはWindowsインストーラ3が入っていないので、Windowsインストーラ3をインストールして、使っていた記憶がある。今回新たにVirtualBox上にWindows2000をインストールしたのでWindowsインストーラ3が入っていなかったということか。
HDD上を漁ったらWindowsインストーラ3.0が出てきたので、Windowsインストーラ3.0をインストール。
改めてMarket Speed Ver15.7をインストール。
今度は下記のメッセージが出てインストールできない。
「ファイル http://www.installengine.com/msiengine30/WindowsInstaller-KB893803-x86.exe のダウンロード中ににエラーが発生しました。処理を指定してください。」
「WindowsInstaller-KB893803-x86.exe」を検索してみると、どうやらWindowsインストーラ3.1らしい。
Windowsインストーラ3.0じゃなくて、Windowsインストーラ3.1が必要ということか。
下記のURLからWindowsインストーラ3.1をダウンロードしてインストール。
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=25
再度、Market Speed Ver15.7をインストール。
やっとMarket Speed Ver15.7のインストールが完了した。
既に取引時間が開始している。
今日は先物のSQ(Special Quotation)前日なので、取引するつもりもなかったのでまあいいか、と思いつつMarket Speed Ver15.7を起動。
起動できた。
ログイン・・・
今度はDLLのエラー。
「プロシージャエントリポイント freeaddrinfo がダイナミックリンクライブラリ WS2_32.dll から見つかりませんでした。」
Windows2000では動かなくなったらしい。
が、ここで引き下がる訳にはいかない。
何とかしてWindows2000上で楽天証券Market Speed Ver15.7を動かすことにする。
下記URLの「Windows 2000 Kernel32 改造計画【BM】」からダウンロ-ドして、必要なDLL(WS2_32.dll)を取り出して使うことにする。EXE形式のインスーラなのでVirtualBox上に新たにWindows2000を用意する。
http://blog.livedoor.jp/blackwingcat/archives/1299806.html
VirtualBox上で、バックアップ用にExportしていたものをImportする。VirtualBoxはこういう作業が簡単で良いね。
新たに用意したWindows2000上に「Windows 2000 Kernel32 改造計画【BM】」を適用。
System32の中から必要なDLL(WS2_32.dll)を抜き出す。抜き出したDLL(WS2_32.dll)をMarket Speedの実行ファイルのあるディレクトリに放り込む。
Market Speed Ver15.7を起動。
ログイン・・・
今度は下記のエラー
「サーバー証明書の検証に失敗しました。サーバー証明書の検証を省略して接続を行いますか?」
SSLの証明書か?
気にしない。「はい(Y)」をクリック。
動いた。RSS(リアルタイムスプレッドシート)起動。
また同じ下記のエラー
「はい(Y)」をクリック。
C++で自作している独自のRSS(リアルタイムスプレッドシート)ソフトウェアを起動。
動きましたよ。既にお昼だよ。